修行である。
最近、すみっこでこそこそと小説を書いている。
いわゆる、なろう、である。
あの『小説家になろう』で書いているのである。
別ペンネームである。
んで、全くうけない。
日間ベスト10に四回くらい入ったが、それだけである。
『所詮、虚名がなければこんなものだよな』と、我が身を振り返る日々である。
手を抜いているわけではない。
日々、なにがうけるのだろうか、と投稿作品を読みながら、受けるツボを探して書いているのである。
修行である。心を無にして読むのである。
書けない日も多い。それもまた修行である。
いろいろ読んでいて思うのは
『きっとみんなストレスフルな生活をしているのだろうな』
これである。
信賞必罰にこだわる人が多いのは、そうでない現実があるからだろうし。
主人公が万能感に満ちているのは、日々自分の無力さを感じているからだろうし。
主人公に『隠れた能力』だの『有力な後援者』だのが出てくるのも、同じなのだろう。
生きにくい世の中である。
修行の道はきびしい。
だが夏が終わると、少し楽になるのがうれしいのである。